概要
申師任堂(シン・サイムダン、1504-1551)は、朝鮮時代中期を代表する女性芸術家であり、賢母良妻の象徴として称えられています。大学者・栗谷李珥の母としても有名です。詩・書・画すべてに優れ「三絶」と呼ばれ、特に草虫図で知られています。
基本情報
| 本名 | 申仁善 |
|---|---|
| 号 | 師任堂、任師斎 |
| 生没年 | 1504年 - 1551年(享年48歳) |
| 出生地 | 江原道江陵北坪村 |
| 本貫 | 平山申氏 |
| 配偶者 | 李元秀 |
生涯
幼少期
1504年、江陵北坪村(現在の烏竹軒)で生まれました。父・申命和は娘でありながら息子のように育て、幼い頃から経典、詩文、書画を学びました。
結婚と家庭
19歳で徳水李氏の李元秀と結婚。当時としては珍しく、実家の江陵に長く住み、子供を育てました。4男3女をもうけ、三男が栗谷李珥です。
芸術世界
草虫図
草花と虫を緻密に描いた作品で、師任堂の代表作です。自然への繊細な観察力と優れた表現力が際立っています。
山水画と葡萄図
山水画や墨で描いた葡萄図も高く評価されています。安堅の画風を継承しながらも、独自のスタイルを発展させました。
文化的影響
- 5万ウォン紙幣の人物(2009年〜)
- 江陵烏竹軒:師任堂の生家であり、栗谷李珥の出生地