なぜ今「ウェブトゥーン作家」なのか
『神之塔』『俺だけレベルアップな件』『女神降臨』——これらの作品がアニメ化され、日本でも大ヒットしている今、縦読みマンガ市場は急成長中です。日本の漫画業界とは異なり、出版社への持ち込みや担当編集者がいなくてもデビューできるのがウェブトゥーンの魅力。実力次第で誰でもチャンスがあります。
デビューへの5つのルート
1. LINEマンガ インディーズ
日本最大級のプラットフォームで、誰でも無料で作品を投稿可能。閲覧数が伸びれば連載オファーの可能性も。『先輩はおとこのこ』など、インディーズ出身のヒット作も多数。
2. ピッコマ CHALLENGE
韓国カカオ系列のピッコマでも投稿システムを展開中。韓国ウェブトゥーン風の作風と相性が良く、異世界・復讐・恋愛ジャンルが特に人気。
3. 韓国プラットフォームへの直接投稿
- NAVER WEBTOON - 本場韓国のベストチャレンジから正式連載へ
- カカオページ - Web小説原作との連携も強み
韓国語ができなくても、英語版プラットフォームから世界デビューを狙う日本人作家も増加中。
4. 公募展・コンテスト
- LINEマンガ大賞 - 毎年開催、グランプリは連載確約
- comicoマンガ大賞 - 縦読み特化の老舗プラットフォーム
- 各社ウェブトゥーンコンテスト - 小学館、集英社も縦読み部門を新設
5. SNS発→プラットフォームスカウト
Twitter/Xやpixivで縦読み形式の短編を発表し、話題になればプラットフォームからスカウトされるケースも。『SPY×FAMILY』の遠藤達哉先生のように、SNSでの反響がキャリアを変えることも。
日本の漫画とウェブトゥーンの違い
- 縦スクロール - 見開きではなく、スマホで読む前提の構成
- フルカラー - モノクロではなく全ページカラーが基本
- 毎週更新 - 週刊連載のスピード感が必須
- クリフハンガー - 毎話「続きが気になる」終わり方が重要
必要なスキルとツール
CLIP STUDIO PAINTは業界標準。ウェブトゥーン用のキャンバス設定(縦長)と自動彩色機能を活用しましょう。3D素材で背景を効率化する作家も多いです。韓国では分業制(作画・彩色・背景)が一般的ですが、日本からの個人デビューならまず一人で全工程をこなす覚悟を。
現実的なアドバイス
日本の漫画家志望者が週刊連載を目指すように、ウェブトゥーン作家も最低1〜2年の下積みは覚悟してください。最初の作品で成功する人は稀です。10話以上は描き続け、読者の反応を見ながら改善していく姿勢が大切。まずは副業として始め、収益が安定してから専業を検討しましょう。