概要
安益泰(アン・イクテ、1906年12月5日〜1965年9月16日)は、韓国出身の作曲家・指揮者である。大韓民国国歌「愛国歌」と管弦楽曲「韓国幻想曲」の作曲者として知られる。
生涯
1906年、大韓帝国平壌府で生まれ、1921年に東京の正則中学校に入学。1926年に東京音楽学校(現・東京藝術大学)チェロ科に入学し、1930年に卒業した。
その後、アメリカに渡りシンシナティ大学、カーティス音楽院、テンプル大学でチェロと指揮を学んだ。1935年に愛国歌を作曲し、12月28日にシカゴで初演した。
1936年からヨーロッパで活動し、1938年にダブリンで「韓国幻想曲」を初演。1946年にスペインに移住し、1947年からマヨルカ交響楽団の常任指揮者を務めた。1965年9月16日、バルセロナで死去。
親日・親ナチス論争
愛国歌の作曲者として尊敬される一方、親日および親ナチス協力の疑惑で批判も受けている。1942年に満州国建国10周年記念曲を作曲したとされる。