週刊少年ジャンプという「奇跡の雑誌」
1968年の創刊以来、週刊少年ジャンプは日本の漫画史そのものと言っても過言ではありません。653万部という歴代最高発行部数を記録した1995年、『ドラゴンボール』『SLAM DUNK』『幽☆遊☆白書』が同時連載されていたあの黄金期を覚えている読者も多いでしょう。
歴代レジェンド作品TOP10
殿堂入り:もはや説明不要の伝説
- ドラゴンボール(1984-1995) - 鳥山明先生が生んだ「バトル漫画の教科書」。全世界累計発行部数2億6000万部以上。
- ONE PIECE(1997-連載中) - 尾田栄一郎先生による国民的海賊漫画。単巻初版405万部という前人未到の記録を持つ。
- SLAM DUNK(1990-1996) - 井上雄彦先生のバスケ漫画。2022年の映画『THE FIRST SLAM DUNK』は興行収入158億円を突破。
2000年代を彩ったBIG3
- NARUTO -ナルト-(1999-2014) - 岸本斉史先生の忍者漫画。海外での人気は特に高く、「Believe It!」は世界共通語に。
- BLEACH(2001-2016) - 久保帯人先生のオシャレ死神バトル。「千年血戦篇」のアニメ化で再評価の波。
- 銀魂(2004-2018) - 空知英秋先生によるギャグとシリアスの融合。パロディの限界に挑み続けた伝説。
2026年現在の連載陣ランキング
S級:看板作品
- ONE PIECE - 最終章に突入し、毎週の考察がSNSで大バズり。
- 呪術廻戦 - 芥見下々先生による令和のダークファンタジー。『鬼滅の刃』完結後のジャンプを牽引。
A級:次世代エース候補
- SAKAMOTO DAYS - 鈴木祐斗先生の元殺し屋コメディ。アクション作画のクオリティが異次元。
- アオのハコ - 三浦糀先生による青春ラブコメ。ジャンプでは珍しい正統派恋愛漫画として人気。
- カグラバチ - 外薗健先生のダークアクション。連載開始直後からネットミーム化し、海外でも大反響。
B級:安定の中堅
- 僕のヒーローアカデミア - 堀越耕平先生のヒーロー漫画。最終章に向けてクライマックス。
- あかね噺 - 落語という異色題材で高評価。
- アンデッドアンラック - 戸塚慶文先生の能力バトル。アニメ化で知名度上昇。
ジャンプ漫画の「勝利の方程式」
「友情・努力・勝利」――この3つのキーワードは、ジャンプ作品の根底に流れる普遍的テーマです。しかし近年は『チェンソーマン』のような型破りな作品も増え、多様性が広がっています。
読者アンケートという「民主主義」
ジャンプの特徴である読者アンケートシステムは、いわば「読者による投票制」。人気がなければ打ち切り、人気があれば巻頭カラー。この残酷なまでに公平なシステムが、数々の名作を生み出してきました。
令和の時代、ジャンプは紙とデジタル(ジャンプ+)の両輪で進化を続けています。『SPY×FAMILY』『怪獣8号』など、ジャンプ+発の大ヒット作も見逃せません。